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マギーのブログ

ドイツの話、日本の話、美しい世界の話、本の話、映画の話、大人の話、子供の話
​
​母目線から、先生目線からのアドバイス

英語は何歳から?

5/21/2023

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何歳から英語をやると効果的?


何歳から英語を始めれば効果的と保護者からよく聞かれます。

残念ながら、これは一言で答えられないです。複数の記事になると思いますが、お付き合いいただきありがとうございます。

子ども英会話教室はたくさんあり、インターナショナルこども園や学校もあり、英会話塾もあります。

値段もピンキリです。

若いお母さん、お父さんは子供に英語できるようになって欲しいですが、行き先とタイミングをどう決めればいいか、迷ってしまいます。

まずは、お母さん、お父さんはお子さんを英語習わせたい理由を考えましょう。


​

子供を英語習わせる理由

読み続けるまえに、次の1から7のなかから一番自分自身に当てはまるものを選んでみてください。
  1. 学校で困らないように。
  2. 中学校以降のテスト点数取れるように。
  3. 日本に来ている外国人とお話できるように。
  4. 将来に海外で暮らせるように。
  5. 将来仕事、自分のライフスタイルなどに向けて、広い選択枝を与えるために。
  6. 習い事をさせるために。
  7. 英語はきらいにならないように。

​

学校で困らないように、英語を習わせたい

と答えた方:

​結論から言いますと:

子供は中学年まで英語に無縁だった場合、困る可能性は高いです。

私自身は5年前まで、10年間非常勤講師として、市内の小学校で英語の講師を務めました。
2000人以上の子供、100学級近くの指導経験があります。

確かに、たくさんの子供が学校に入る前から英語を習って、小学校の英語が始まるとその授業が簡単で、全ての答えわかる、活動にフルタイム参加できます。  

同じ4人班には少なくても1人、2人は英語習ってきている子がいます。そうすると活動はどうしてもその児童が運ぶ事になってしまい、あまり参加できない子はこの時点で英語に対しての興味をなくしてしまう危険性は多いにあります。 
 
担任の先生が授業を進めてくれると満遍なくいろんな子に発表の場を与えたりする先生が多いですが、ALT(外国からの指導者)がいる学校がほとんどです。ALTは基本的に「教育者」ではないので、教育学的な理念も知りません。研修は来日してから一日だけですので、日本の小学校が大事にしていることについてなどは何も知らないALTはほとんどです。

その理由で、ALTの先生が臨んでいるのは「スムーズでいきいきしている授業」です。で、そこは常に手を挙げる子、答えわかる子を頼りにして、授業を進めていくのが一般的です。

様々な理由で、子供は中学年まで英語に無縁だった場合、困る可能性は高いですが、それは英語に限らずだと思います。
​

算数で困る可能性がある子供、
日本語で困る可能性がある子供、
体育で困る可能性がある子供などなどなど

すべての教科を満遍なくできる子もたまにいますが、普段は誰でも得意不得意がありますね。

成長していくうちに、自分の得意なことを大事にして、伸ばして行けば、不得意なものも怖くなくなります。

幼い時から困らせないようにするのではなく、いろんなことを体験させてみて、そのなか子供がやりたそうなものをやってもらうのが大事になってくると思います。
​
英語教室選びに当ててもこれは大事だともいます。

教室の雰囲気が苦手であったり、先生と気が合わなかったりすれば、どんなに評判がいいスクールでも、悪影響になります。



​中学校以降のテスト点数取れるように、英語を習わせたい


と答えた方:

結論から言いますと:
中学校のテスト点数と英会話力は残念ながらほとんど関係ないです。

英語、日本語バイリンガルな子供たくさん知っていますが、彼らは日本の中学校の英語のテストで点数を取るの苦労するのは珍しくありません。

我が子も一発目のテストで次の内容でモチベーションをなくしてしまいました:

「あなたの出身地を英文で書きなさい」に対して:
I'm from Japanと書いて、「X」(-3点)となりました。

「日本で生まれ育ったから、何が違うの」と訪ねたら'Japan'はまだ習っていないと、今回のテストではヘボン式のローマ字をかけるかどうかを確認したいので、’Shiga'と書かないといけなかったそうです。

似たようなはなしいっぱいあります。
すべて悪いではないですが、時々は中学校の英語指導はAIのプログラミングに見えてしまう時もあります。
​
とにかく、中学校の英語のテストに困らないためだけであれば、小さい時から英語を習わせるのはもったいないと思います。
​中学校で言われたやり方で、言われた勉強をすれば、そこそこの点数取れます。それでも足りない場合は中1から塾で中学校テスト対策をすれば十分です。
​

​

続きは明日

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    マギー先生

    滋賀県「湖族の里」と呼ばれている地域にたどり着いたドイツ人です。
    この「deepな日本に誇りを持ちながら、deepな外国の文化を伝えていって、始めは「日独の架け橋」として活躍していました、現在は様々な架け橋として頑張っています。

    そのための第一道具:
    英会話、ドイツ語会話を楽しく指導しています。

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